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今回の使用レンタカー
地元のキャッスルレンタカーでレンタカーを借りる。大手よりも格安なので助かります。空港近くにも営業所があるので空港までで乗り捨てで。いつも乗ってる軽と同じクラスのダイハツ ネイキッド。色が迷彩柄・・・。
ま、いいか。今日は宜しく〜。じゃ、出発!! |
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道の駅許田 やんばる物産センター
沖縄市の沖縄南ICから許田ICを経由して休憩の為に道の駅へ到着。お土産を少し購入。泡盛と紫いも関連商品が多い。沖縄では珍しい県外ナンバーもちらほら。何と大分ナンバーも発見!少し微笑む。(^-^) |
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道の駅許田の前の国道58号線
大分の別大国道に雰囲気が似ている。片側2車線だが交通量も多く、益々似ている。 |
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国道58号線
ソテツ並木がちょっと寂しいけど、窓を開ければ南国の空気がたっぷり。沖縄は花粉も飛散してないから、花粉症の僕としては嬉しい限りです。 |
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名護市役所1
象設計集団
出発してから休憩も入れて約1時間。案外近いんだなと思う。
今回一番見たかった建物。雑誌の写真を見た時、寺院建築かと思うくらいに派手なピンクでした。公共建築がよくこんな事許したな〜と不思議に思っていました。駐車場のモモタマナ越しの建物はジ○リ映画にでも出てきそうな雰囲気がします。 |
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名護市役所2
スロープ越しに見る。
あのピンクの色が程よく色あせして、味わいあるいい具合に仕上がっています。もしかしたら経年変化で朽ちた今くらいの感じが完成型だったのかもしれない。 |
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名護市役所3
いしずえ。一般的には定礎と書かれているが、これはもっと広い意味を定めているのではないだろうか。より市民に対して開放された市庁舎を望んだ形がここに記されている。 |
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名護市役所4
裏手に廻る。日曜日なので内部は閉まっているが、屋上に上がるスロープ・階段は自由に開放されている。左側はRC造で増築された建物。建設部や会議室等がある。 |
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名護市役所5
最近ではあちこちで施工されている、断熱効果のある屋上緑化も当時から考えられている。奥の建物は階段室。壁にはガラスブロックを配し、うまく光を取り込んでいる。 |
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名護市役所6
スロープ越しに外部通路を見る。
個人的には好きなショット。 |
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名護市役所7
正面は増築した建物。増築部分の手摺内の花ブロックの色はどぎついピンクでは無く、今のあせたピンクに合わせている。後何年経てば同じ朽ちたいい感じになるのだろう。 |
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名護市役所8
海を望むシーサー群。その数56体。
当時の派手な色が少し残ってるのもあるが、殆どは色がはげ落ちている。 |
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名護市役所9
一体として同じものが無く、全て口が開いているから皆オスなのだろう。しかし、これだけいればものすごい魔除けの効果があるに違いない。 |
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名護市役所10
二重スラブ・屋上緑化・アサギテラスのルーバーなどの工夫をして、当時はエアコンを設置しなかったそうだが、さすがに夏の暑さは防げなかったらしく、室外機が立ち並んでいる。それによって、空調配管や電気配管がむきだしになっているので、格好悪かった。 |
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名護市役所11
南国の古城。そんな雰囲気。やはりジ○リに出てきそう。パーゴラやブーゲンビリア等の緑が有機的で独特の雰囲気を醸し出している。本土の方ではなかなか出せない味わいです。 |
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今帰仁中央公民館1
象設計集団
これでナキジンと読みます。沖縄の漢字の読み方は難しいです〜。
名護市役所から15分。こちらも象設計集団。こちらの方は名護市役所よりも6年前に施工されており、こちらの色は赤。 |
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今帰仁中央公民館2
中庭を囲むようにコの字型に配置された建物。こちらの建物も屋根にツタをまわすようにパーゴラが組まれている。しかし、植物は思い通りにはいかないのも現実。
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今帰仁中央公民館3
柱の赤色は何度か塗り直されているのだろう、所々はあせたそのままの柱も残っていた。
この日は誰も居なかったが、時折、朝市が催されたり、地域に根付いた公民館としている。 |
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今帰仁中央公民館4
屋根スラブに星座をイメージしたガラスブロックを配置。採光としてはそんなには役に立ってないが、おそらくこだわったであろうデザイン。 |
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今帰仁中央公民館5
トイレ入口のデザイン。
入るのに少々狭さを感じる。色あせ・塗装のはげ具合の雰囲気がよくある公園の公衆トイレ的。 |
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今帰仁城跡1
今帰仁中央公民館から15分。高台にある山城跡。日本で11番目の世界遺産登録。天気もようやく晴れて、海の色と緑のコントラストが美しい石垣。 |
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今帰仁城跡2
この石垣は石材の特質や、あまり手を加えていない自然石をそのまま使った荒っぽさのなかに、屏風型に美しい曲線を描いて造りあげたところにある。いつ誰によって築かれたのかは不明だそうだが、13世紀頃から造りはじめたらしい。 |
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今帰仁城跡3
大庭の東の高くなった箇処を本丸跡といっている。ここには火の神の祠があり、参拝者があとを絶たないそうです。 |
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今帰仁城跡オマケ
受付。ちょっかいを出しても動こうとしない人懐っこい猫。猫派としては立ち止まらずにはいられない。 |
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備瀬フク木並木通り1
今帰仁城跡から10分。沖縄海洋博に近い備瀬地区。昨日、「ここの集落が昔からの沖縄の住宅が残っていますよ」と沖縄建築士会の方から教えてもらい、遠かったけどようやく到着。
どうやら防風林に囲まれた集落のようで、観光客もちらほら。 |
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備瀬フク木並木通り2
道路は白砂。日差しの照り返しが眩しいが、防風林と青空とのコントラストが何だか落ち着く雰囲気。フィリピン原産のフクの木は真っ直ぐの伸び、枝広く張る為、防風林として適しているそうです。 |
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備瀬フク木並木通り3
この辺りの家は全て木造。赤い瓦に白漆喰。伝統的な沖縄地方の住宅です。一度はこんな所に住んでみたいなと思わせるようなゆったりとした雰囲気漂う場所。 |
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備瀬フク木並木通り4
頭があたりそうなくらいに生い茂ったフクの木。道も細くて車の進入を防ぎ、かえって歩道専用のような落ち着いた感じを出しています。 |
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備瀬フク木並木通り5
林の中を歩いていると家から話し声が。思わず聞き耳を立てるが、よく聞き取れない。こんな時に三味線の音でも流れてきたらグッと雰囲気が出るのかな。 |
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備瀬フク木並木通り6
何とも古くさい建物ながら、しっかりと根付いている感じがします。自動販売機が新しいのは気になりますが。 |
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エメラルドビーチ
備瀬の南側は海洋博公園。そこの中にあるビーチ。こんな綺麗な海は初めて見た。遠浅で遊ぶのには最適な所でしょう。 |
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やんばる海の駅
備瀬から10分。丁度昼の12時だったので、昼食を。
うみぶどう海鮮丼。一見普通の魚だが、実は皮を剥いだ熱帯魚。味は新鮮さには欠けるがうみぶどうなる海草が塩味がきいていてなかなかの美味。 |
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不思議な看板
坪50万を少し切る価格。当然RC造なのだろうが、総流し込みってのが不明。少し調べると、「コンクリート総流し込み」との事。つまりCB造でなくRC造って事かな? |
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道の駅かでなから嘉手納基地を見る1
やんばる海の駅から許田IC・沖縄北ICを経由して1時間。
密集している日本と塀の向こうの米軍嘉手納基地。なんと、基地内は住所がカリフォルニア州になってるそうです。 |
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道の駅かでなから嘉手納基地を見る2
来た時は軍用機の爆音は聞こえなかったが、遠くに軍用機が見える。 |
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道の駅かでな隣の軍の払下品店。
窓に書かれた「軍払下品」を「ぐんはらい・げひん」と呼んだのは僕だけではないでしょう。それにしても沖縄にはこの手の店が多い。那覇でも一見入ったが、正規の値段が分からないが、そんなに安いとは感じなかった。 |
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道の駅かでな前にある安保の丘に書かれたメッセージ
この願いがいつの日にか叶えばいいのですが・・・。 |
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安保の丘近く基地との境
このフェンスと有刺鉄線は何度見てもいい気分がしない。それにしてもこの通りには露天のアイスクリーム屋が何件か点在している。この人達は基地が無ければ成り立たない商売なんだなと強引に納得する。 |
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那覇空港
安保の丘から沖縄南IC-那覇ICを経由して50分。レンタカ^を返して集合時間5分前に到着。僕が最後だったみたい。(^^;)
楽しかった沖縄とももうすぐサヨナラか〜と思い、最後の日差しと空気を味わいに外へ出る。いつかまた来たい! |
実はこの日の午前に福岡西方沖地震が発生していました。大分と僕の実家の熊本はとりあえず大丈夫だったようですが、福岡は大打撃を受けたようです。現実に引き戻された感じです。その為、空の便も影響が出て、福岡空港が一時閉鎖の為に那覇空港も福岡行きが出発時間延期、大分行きが搭乗口変更になるなど影響も出ました。災害は身に降りかからないと実感しないとよく言いますが、出来れば影響がないにこしたことはないのが正直な話です。
とりあえず大分行きは定刻通りに出発。飛んでしばらくしたら雲の上。晴れているのは沖縄だけだったみたいで、大分に着くと、どんよりと雨雲。一緒に行った人で半パンで帰って来た人は、周囲から不思議な目で見られたでしょう。
初めての沖縄。多少は事前に下調べはして行ったのですが、何せ見るもの全て初めてで、ウキウキする高揚感と不安が錯綜しながら何とか事故も無く旅行を終える事が出来ました。建物については以前に行ったタイとかの東南アジア系の雰囲気に似てるなと思いました。一番印象に残ったのはコザの歴史ですね。沖縄の苦しみや悲しみ、そんな事があっても前向きに生きようとする人達の強さ。旅行に来る前は単に明るい民族としか思ってなかったんですが、色々な話を聞いてそれが間違っていた事に気付きました。次に来る時は、出来たらリゾートとして来たいですね。ゆっくりと時間が経つのを忘れて過ごすような・・・。まあ、いつの日になるかは分かりませんが、また来たいです。
最後に、この様な機会を与えて貰った沖縄建築士会・大分建築士会・当事務所所長に感謝致します。 古川 |
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