「まるた屋温泉西方(さいほう)の湯」
★7月17日オープン。開発申請から手がけて、約2年余りの歳月が経ちました。★ |
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大分市街地近郊のベッドタウン、スカイタウン高崎の頂上、大分西中学校の近くにあり、市内を一望できるロケーションです。高崎山を望む方向は、森が広がり、森林浴も楽しめます。街中にありながら、ちょっとのどかな田舎の温泉?をイメージしています。 |
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西中突き当たり正面を右折して、そのまま真っ直ぐ坂道を上がっていくと、左側に突然開けた駐車場が見えます。これといった目印看板も今の所施していません。お施主様はここ、スカイタウン高崎と言う分譲開発が始まる以前からの地の方で、「まるた屋」の屋号は、ご先祖様がミカン畑をしていた頃の屋号だそうです。高崎山は現場に来る度、常に意識していました。駐車場の車路がまるで高崎山に向かうシンボルロードのように感じるのは私だけでしょうか?近い将来左右には街路樹?が、植わる事でしょう。。 |
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本温泉は、第一種住居専用地域に建つため、特別な設備、装置等は設置していません。温泉ブームの最中、スカイタウン高崎の地域住民の方を中心に、高尾台、青葉台、にじが丘等周辺住民の方々への地域サービスを身近で味わえる、天然温泉掛け流しの素朴な温泉施設となっています。男女別共同浴場には露天風呂・サウナを供え、大人400円と、リーズナブルな価格に抑えています。家族風呂も6室併設しています。 |
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←実施設計終了時(1月)の外観イメージCG
建物の設計も土地の開発から含め、長丁場となった為、コスト調整、機能充実等、建築基準法・消防法・温泉法・公衆浴場法その他関係法令とも見合わせ、給排水・温泉等、設備を含めた全体計画を、何度も吟味を重ね健闘しました。大まかな配置ゾーニング計画と共同浴場の床面をGLから1m上げる事と家族湯6室は当初計画から変えていません。 |
やっとの思いで開発申請が終わり、どうにか土地の造成も始まり、温泉発掘許可をもらっても、正直言って、肝心の温泉が丁度良い温度・泉質で出てこなければ全体資金にもかなり影響してきます。施主も順番・順番に慎重に考えていく方ですので、先の事は考えられません。気持ちも良くわかります。ばくち無しの一発勝負!と言うのが本音ですが、温泉屋さんの予測通り、上質な珈琲色のすべすべした温泉が、58℃と言う、これまた適温な温度で見事、掘削されました。掛け流しで夏場はちょっと熱めですが、冬場には丁度良い温度となる事でしょう。 |
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受付(番台)・待合い・休憩室。寒くなれば薪ストーブが部屋を暖めてくれます。 |
男女別共同浴場入り口は、待合い室から一旦外に出た所にあります。 |
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共同浴場内部の洗い場は丁度良いスペースを確保しています。 |
半露天風呂の浴槽内の石は男女共、全て天降石を使用しています。 |
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脱衣室のロッカーは100円リターン式を採用しています。帰り際、お忘れ無く。 |
遠赤外線低温サウナは、LPガスタワー式を採用しています。小窓から外の景色がご覧になれます。 |
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家族湯棟に誘う屋外渡り廊下・・・昼間の景色 |
家族湯棟に誘う屋外渡り廊下・・・夜間の景色 |
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家族湯棟をピックアップ。トイレも付いてます。 |
家族湯棟、浴室をピックアップ。天草石の浴槽です。 |
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共同浴場裏側からの景観。吹抜部分から漏れる明かりが、遠くから見ると、不思議な暖かい風景に感じます。中央にそびえるのは殺菌灯ですが、夏場はカブトムシやクワガタも集まるのでは? |