愛知万博〜愛・地球博〜視察2   2005/03/26〜27
reported by Shinji Furukawa
二日目(3月27日)日曜日
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 昨日は夜遅くにご飯を食べ過ぎたので、朝からちょっと胃が重い。ホテルを8時半に出発し、名古屋名物「モーニング」を食べに行く事に。名古屋マリオットアソシアホテル1Fのカフェへと向かう。一人600円でパンや卵が食べ放題。昨日の胃の重さも何処へやら。今日は朝から天気もいいし、また歩きましょう〜
飛翔

 名古屋駅前桜通口の正面付近に大きなオブジェ「飛翔」がある。かなりの建設費用が、かかったとかかかってないとか・・・
今日の最初の目的地「De La Fantasia」

 地球博開催中のサテライト事業として、名古屋駅の南側で開催された、名古屋の情報発信を行うウェルカムゲート的な役割や遊園地やライブホール、アミューズメント施設などが揃っています。
De La Fantasia入口

 道路を挟んで左がライブホールのZepp Nagoya、左奥がシネコン等のアミューズメント施設やフットサルコート、グルメスポットが入ったラ・バーモささしま。右が子供に大人気のポケットモンスターをモチーフにした世界初の遊園地「POKe'PARK」
Zepp Nagoya

 スタンディング時には約1800人収容されるライブホール。朝から準備をしていたので、この日もライブが行われている様でした。ラ・バーモささしまと共に15年限定の施設。
POKe'PARKとルーチフェスタ

 手前の門はメインゲートのルーチフェスタ。イタリア発祥の「光の祭典」約6万個の電球で光の芸術を演出。昼に見てもイメージが沸かないし、夜に見たかったですね。奥にはPOKe'PARKの入場口。ここでは電子マネーのEdyカード(ここにしかないポケモン柄)でアトラクションを楽しめました。
ポケモンカー

 ポケモンのキャラクター「ピカチュウ」をモチーフにした車「ピカチュウカー」。ナンバーがついてる所を見ると、ちゃんと公道を走れる見たいですね。車はトヨタの「ist」やはり愛知と言えばトヨタでしょう。口の辺りとか角とかうまく作ってるな〜。そう言えば大分にも「トトロのネコバス」をモチーフにした車が走っていましたね。
会場内に所々にあるグーリンタワー

 会場内にあるタワー。スピーカーや街灯の照明器具が設置されています。それを本物の植物で隠して、エコの意識を高めています。行った時は春だったのでありませんでしたが、夏には植物の間からミストシャワーが出ていたようです。
アイスワールド

 なにもこんな寒い時に入らなくても・・・と思うでしょうが、-20℃の世界へせっかくだからと(笑)貨物コンテナを使った様な建物で、中には北極クマやらペンギンやら。実物大らしいけど、もちろん置物ですけど。
チケットブース

 会場の中央にあるチケット売り場。手塚治虫やスターウォーズのチケットを売っていました。売り場面積の割には大きな羽が生えてる建物。スターウォーズ展に入りましたが、映画を一度も観たことが無い僕。時々知ってる名前はありましたが、チンプンカンプン。何で入ったのだか、1800円は高い。
 一通り会場を回り、マーケットファンタジアでトルコ石の掛け物やインドのお香などを購入。世界中の人が来ているので、値切り交渉も敢行し成功(笑)12時も過ぎてきた為にお昼ご飯を食べにDe La Fantasiaを後にする。
オアシス21 1

 名古屋の中心地、栄のど真ん中にある建物。地下のショッピング・グルメゾーンから1階のバスターミナルと地下鉄駅、地上階は芝生で覆われた緑の大地、屋上はガラス屋根の空中歩廊。大林組のCMで見てから、一度は見てみたいと思った都会の大公園。
オアシス21 2

 地下の多目的広場「銀河の広場」から1階〜地上階を見る。これだけオープンな大空間はそう見ないでしょう。この日は天気がよかったので、地下でも明るかったです。ガラス屋根は4本の青い柱だけで支えているのでとても開放的。
オアシス21 3

 4本の柱を繋ぎガラス屋根を支えるウェーブ状の鉄骨梁。近くで見るとスケールの大きさは感じますが、遠くから見ると軽く見えます。
この日はイベントをやっていたので、人が多かったですね。しかも若いアイドルみたいだったので、キャーキャーうるさいし。
オアシス21 4

 高さ14mの屋上の屋根には深さ10cmの水盤。周囲は歩廊になっていて、ベンチもあり、周囲からの喧噪から離れた憩いの場になっていました。
オアシス21 5

 地上階の芝生。久屋大通からなだらかな斜面になっていて、奥にあるオフィスビルへのブリッジが掛けられています。暖かい日だったのもあって、芝生で昼寝をしていた人もいました。
オアシス21 6

 屋根の楕円形と地下へ切り取られた吹き抜けの楕円形は少し軸をずらしているのが分かります。屋根の軸は名古屋城の方角を向いています。こうして見ても本当に4本の柱だけで支えているのが分かります。写真右の久屋大通から、左へなだらかな斜面になっています。
オアシス21 7

 久屋大通方面から見る。屋根の中の右に階段が地下から屋上まで伸びています。ゆるやかなウェーブ状の鉄骨梁が生物的なイメージを感じさせます。
オアシス21 8

 「水の宇宙船」と呼ばれる屋根の水盤を通した光の波紋は地下の「銀河の広場」へと降り注ぎます。地下広場や上のブリッジにも沢山の観客が。どうやら地球博絡みのイベントが催されていたようです。
スカイポート

 オアシス21から久屋大通を挟んで見えるサンシャイン栄。栄の街が一望出来る観覧車「スカイポート」が目印です。ビルの間に挟まれたゴンドラは廻りからもよく見られるだろうなあ〜。
久屋大通1

 久屋大通を北へ見る。名古屋駅周辺と並び、二大繁華街の街、栄。その中心にそびえるシンボルタワーの名古屋テレビ塔。
久屋大通2

 久屋大通を南へ見る。道路の中央には大きな街路樹が並ぶ歩道。右奥には三越や松坂屋などのデパートが並び、遊びとショッピングの一大エリアとなっている。
 お昼もだいぶ過ぎたので、昼食を取る事に。オアシス21の地下のみそかつ屋「芳乃屋 ふじ亭」に入る。混んでいる時間を避けたにも関わらず、大勢の客がいました。みそかつを食べましたが、やはり八丁味噌はあまりにも濃厚でちょっときつかったです。まあ、それでも完食しました。その後、ホテルへ荷物を取りに戻り、空港へ向かう為に名古屋駅へ。
ミュースカイリベンジ

 昨日ミュースカイに乗れなかった為に、今度はちゃんと乗ろうと思いました。行きの特急と違い、全席指定席の為に広くてゆったりとして快適でした。
ミュースカイ車内

 車両の両端のドアの上には先頭の画像が流れていました。左下には速度表示もされていて、最高時速120kmまで上がっていました。装備は新幹線並みでした。
「セントレア」空港内1

 3階出発フロアから見る。屋根はトップライトがあるのみで全体的に暗め。メンテナンスが困難な大屋根には照明や空調設備などを設けていない。奥に見える光るボックス「メカニカルランタン」と呼ばれ、天井に向けた照明や空調の吹き出し口が上部に配置されている。
「セントレア」空港内2

 3階出発フロアから4階スカイタウンを見る。搭乗カウンターやショップ前は明るいのだけど、ホール全体は非常に暗い。落ち着いた空間を狙っているのもあるかもしれないが、夕方混雑すると近くの人の顔を視認するのも大変だった。
「セントレア」空港内3

 4階スカイタウンの和風ゾーン「ちょうちん横町」この雰囲気であればこの程度の暗さでもいいかもしれない。
「セントレア」空港内4

 4階スカイタウン「ちょうちん横町」の内部通り。混雑しているのもあるが、ちょっと狭いのではないか。ゆっくり見る事も出来ないし、写真も所々にある、たまり場でしか撮れない程混んでいた。
「セントレア」空港内5

 日本初の空港内入浴施設「くつろぎ処」展望風呂、ボディケアやエステも揃った待ち時間をゆったりと過ごせるスペースの総合リラクゼーション施設。が、この日は入場制限があり、40分待ち。それでも多くの人が並んでいた為にこの混雑。右側に並んでいる。当然入らず。
「セントレア」空港スカイデッキ1

 T字形の空港の中心に伸びるデッキ。写真左側が国際線ゲート、右側が国内線ゲート。中央の大きなトップライトから下部の国際線・国内線の搭乗ラウンジへと分かれている。
「セントレア」空港スカイデッキ2

 写真では分かりづらいが、屋根に太陽光発電パネルが1440枚並ぶ。ターミナルビルの消費電力を最大で2〜3%賄える。
「セントレア」空港スカイデッキ3

 スカイデッキから国内線ゲートを見る。搭乗口の変更により、翼の中央付近から付け根まで戻ってきた。アクセスや分かり易いと評判の空港だが、それでも遠かった。
 後で調べたのだが、実はセントレアと名の付く空港は他にもあったそうだ。(花巻・米子等)しかし、この名古屋に出来てからは表記しない様になったみたいだが。
 18時50分、セントレア空港から1時間のフライトで無事に大分空港へ到着。大分は雨でした。地球博へ行った前日は雪交じりの天気、当日は少し雪も舞ったものの天気は良好。次の日も最高気温18℃と暖かく快適でした。しかし、次の日には雨だった様で、旅行のタイミング的には狙ったように絶好だった様です。名古屋の街もなかなかゆっくりと見る事も出来なかったんですけど、最大の目的であった地球博に無事に行けたので、新しい物好きとしてはとりあえず良かったかなと思います。次に愛知に行く機会があれば、地球博の跡がどうなっているのかを是非見てみたいものです。
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