Tokyo PartV〜東京探訪6
六本木(東京ミッドタウン)界隈・汐留・銀座を少しだけ
2007/09/17
reported by Tadashi Ito
9月17日月曜日(敬老の日)     
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親戚の不幸があったので、急遽16日の早朝、長男を連れて上京しました。翌日17日が友引だった為、帰りの列車に乗る夕方までの間、時間が空いたので、前回竣工前だった東京ミッドタウンと六本木界隈、汐留、銀座を散策しました。東京に行った時の散策は、いつも同じようなコースを辿っているようですが、これがまた違うんです。地方と異なり、東京の町並みは行く度々目まぐるしく変わっています。
9月16日
今回は前日(15日)夜の上京決定で、予約がない為、当日では一番安く、飛行機より便利そうだと言う理由で、JRでの往復移動を選択しました。
朝6:00大分駅発のソニック2号→小倉乗り換え新幹線のぞみ6号で、品川には12:22分に到着です。新幹線の種類は、N700系の最新車両で、電源も装備しており、ノートパソコン使用に役立ちました(ただ、無線ランの設定が解らないままでした?)。尚、車両は全席禁煙ですが、その代わり、喫煙ボックスが装備されています。
スタイル的には???
かものはし???
9月17日朝
7時前にホテル出発しました。こんなに朝早くからと思われるでしょうが、昨夜、子供と決めました(笑)。


100円ローソン・・・大分ではまだお披露目有りませんが、500ミリペットボトルがスーパー並みに100円で販売してました。スーパー・100円ショップと思えば何でもないことなんですが、今後、コンビニもこの様に変わってくるんですかね(^o^)。
日本テレビ、『ズームイン!!SUPER』8:00の屋外収録の出演ならず、見学のためでした。出たがり屋の長男は、『弟を連れてくれば全国デビュー出来たのに。』と、残念がっていました(^_^;)。何のこっちゃ(笑)。とにかく、朝早くから、ここだけが人だかりです。私達親子同様、子連れの『お上りさん』一杯いますね。

この時間、まだ『日テレ屋(ショップ)』は開いてません。『ドーナッツプラント』は開いていたので、ここでドーナッツモーニングして、とりあえず先に六本木に行き、あとで引き返す様しました。好きだねぇ(^_^;)。
9:13
メトロ大江戸線にて汐留から六本木へ。この時間の東京ミッドタウンは、静かです。
地下鉄エスカレーターを上がると、まず迎えてくれるのが、イタリア在住の彫刻家・安田侃による大理石アートワークの『意心帰』です。
東京ミッドタウンには、アートと建物が一体化する時代というテーマで、建物及び敷地内に、この様なアートワークが点在しています。
東京ミッドタウンには展望台がありません。30分程、施設内の歩いて回れる所を散策しました。
←まず、『センタープラザ』が、外からの人々を誘います。上部の大きく突き出た硝子貼りのキャノピーは、ビルの谷間にありながら、その圧力を抑る効果もあり、緑と水が加わった、その広場は、明るく健康的な空間を創造している。

→5ツ星ホテル「リッツ・カールトン」は、53階建てで、現在東京で一番高いビルに有るホテルです。(日本では横浜のランドマークタワーが、まだ一番高いのかな?)


←『ザ・パーク・レジデンシィズ・アット・ザ・リッツ・カールトン東京』外通路部分は、(外装デザイン監修:青木淳)ガラスの空間を木のルーバーに見立てたパイプが色彩的に優しく包み、建物の外装とリズミカルに調和し、気持ちの良い空間を構成している。尚、このペデトリアンデッキは、センタープラザからレジデンス3階ロビーをつないでいます。
→ホテル「リッツ・カールトン」正面エントランスは、高級感有りますね。

屋内ショッピング施設、Galleria(ガレリア)オープンが11時のため、それまで歩いてすぐそこの、六本木ヒルズ前に有る、『テレビ朝日』に行きました。
9:44
有名な六本木ベルファーレ前に立地する複合ビルは、『グレース六本木』と言うそうです。壁面緑化で素敵なそして有る意味不思議なファサードを演出しています。
壁面緑化で昼間の太陽エネルギーを蓄積した元気な草木が夜間照明で生き生きと輝く姿は、きっと、、コンクリートの夜の街に映える事でしょう。
9:46
建物の汚れ・デザインからして、もう随分前から屋上緑化に取り組んでいるこの立派なビルは何なんでしょう?仮囲いがかかり人の気配も感じられない共同住宅?は、解体されるんでしょうか?この区画一体の複数の建物がつながって一つになっている模様です。
裏側(路地側)の外観は、前川・大谷さん風で、表側(246大通り側)は1970年代の黒川・菊竹さん風と言ったところでしょうか?とにかく表と裏、全く違う面白い表情を見せています。不思議と興味惹かれ、暫く眺めていました。表側は工事中(解体工事?)で、棟屋には『TSK.CCC』のエンブレム風のロゴが表記されています。
解体するにはもったいない様な気もしますが、東京ミッドタウンと六本木ヒルズの中間地点と言う、都内商業地の一等地で、近い将来、何もしないと言うことはまず無い事でしょう。今はただ、黙って静観していたいと思います。
9:56
急毛利庭園を抜けて『テレビ朝日』に到着。正面広場(アリーナ)からレジデンスを見上げる。この日アリーナでは熱帯魚水槽メーカー等の展示会を催していました。


10:14今回の東京タワーは、テレビ朝日
ホールのミニチュアをお届けします。
10:58〜12:10
再び東京ミッドタウンに戻って、11時になり、ガレリアもオープンしました。
とりあえず上から下まで一周り見学して、お腹がすいたので、地下のフードコートへ向かい、ブランチを摂りました。
ガレリア2階吹抜部分からミッドタウンガーデンを望むパノラマです。
左側手前の森の中には安藤忠雄設計の『21_22DESIGN SIGHT』が有りますが、その見学とガーデン散歩は、次回の楽しみに残しておくことにしました。
シュウサンクチャリ(ビューティ&ヘルスケア)エリアを望む通路は、タイムトンネル(古かった?)の様な雰囲気です。
ここを抜けると、心身共リフレッシュして、美しくなれるんです。
正面カウンターが、普通ブロック化粧積みになっている店舗。他でやるとお粗末な感じでしょうが、ここならお洒落に見えるのが不思議ですね。
12:00
今、箸って、ブームなんですね。数千円から数万円の箸が、折しも『敬老の日のプレゼントに』と言うポップと共に、所狭しと並んでいました。探せば規格の安い製品もあるのでしょうが、ここではちょっと、子供のお小遣いでは買えない(^^;)ですね。
12:40
再び日本テレビへ戻り、朝は開いてなかった、日本テレビのキャラクターショップ、日テレ屋に戻ってきました

その後、新橋まで歩いて行き、東京駅。八重洲口から京橋方面へ向かいました。途中交通博物館に立ち寄り、ブラブラしながら、東京土産(お菓子)を買うために、銀座三越のデパ地下に向かいました。
13:51
リニューアルされた松屋銀座は、足場も取り除かれ、その存在の割には涼しい、ガラス一面の柔らかいイメージのファサードが姿を現しています。

右側の通り、アップルの横の明治屋の所と、左側の通り、写真松坂屋の手前で、ビル建替え工事をしています。

9月の残暑でまだまだ暑い休日の歩行者天国は、ちょっと寂しそうでしたが、店内に入ると何処も人だかり。何でこんなに人が多いのだろうと、田舎ものの私は「大分に住んでいて良かった。」と、つくづく思うのでした。
デビアス銀座ビル(2007年.10月、設計:(基本)光井純&アソシエーツ建築設計事務所(実施)大成建設)
今回も銀座を歩いていると、あちらこちらで工事中が目立ちます。
写真はマロニエゲートの新築・プランタン銀座の改装と共に、賑わっている、マロニエ通りの、ミキモトUシャネル銀座ビルの中間地点にある、デビアス銀座ビルです。14日に竣工し、、現在内部テナントの内装工事中の真っ最中の様相です。発注は原宿のアイスバーグビルヴェロックス28南青山スクエアのヴェロックス(VELOQX香港の不動産屋)によるものです。
ヴェロックスさんは次から次へと、今までにない大胆で斬新なデザインの建物を創造し、建築界に話題を振りまいています。そのどれもが、主要地域のランドマーク的存在になっていて、毎回驚きとその技術力に目を見張るものが有り、上京する際、とても楽しみにしている一つとなっています。さてさて、次は突然、何処に?如何なるものを計画中又は工事中なんでしょうか?
銀座に到着してすぐに、カメラのメディア容量不足に気付きました。銀座での写真はほとんど撮っていないですが、今回はいいかと、すぐに諦めました。
ビッグカメラ(ここは有楽町そごう、設計:村野藤吾だったなぁ、と回想しながら。)まで辛抱し、1ギガのMMカードを購入しましたが、そろそろ大分に帰る時間が近付きました。
東京国際フォーラムの中央通り『地上広場』を通り抜けて、JRガード下に周り、再び有楽町駅に戻りました。
フォーラムのここの景色は都会にありながら、春・夏・秋・冬の四季を感じさせてくれます。
いつも気持ちよく通り抜けることが出来る、さわやかな風景になっていますね。
今回は2の長男同行と、予定外の上京と言う事で、日テレ(汐留)から東京ミッドタウン・朝日テレビ(六本木ヒルズ前)から目的のない銀ブラとなりました。前日の親戚ん家から、その近くのWEB会員登録で格安のチサンホテル(ソラーレ)に1泊し、この日はその後、そのまま品川駅構内のコインロッカーに朝預けた手荷物を取りに行き(今やコインロッカーも鍵じゃないんですね。)、忘れずに駅弁とドリンクを購入し、15:58分、品川発新幹線のぞみ41号、小倉経由で大分に戻りました。大分に到着したのは22:19分です。東京からは、地上を走っても、飛行機と比べて2時間程しか変わらないんですね。乗り換え時間待ち、手荷物の運搬等考えれば、案外JR移動の方が楽かも知れないですね。
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