Tokyo PartU〜東京探訪3
ジャパン建材フェア2007
お台場(東京ビッグサイト・海浜公園・フジテレビ)
2007/2/2〜4
reported by Tadashi Ito
第初日目(2月2日)金曜日
TOPへ戻る いつものメニューへ 第二日目へ 第三日目へ
 2月2日(金)〜2月4日(日)今年も東京ビッグサイト「ジャパン建材展示会2007」に参加させて頂いた。展示会は毎回同じようなスタイルだが、小さく見ていくと、色々と新たな発見が隠されている。各メーカーのテーマも、時代の要求と共に、少しずつではあるが変化しているようである。その流れについて行くよう、このような展示会は我々にとっても、良い参考になっている。カタログだけではわからないものを消費者の立場で体感する事は、設計者にとっても大事な事だと常日頃思っている。 さて、今年の東京は、昨年工事中だった、国立新美術館も1月21日にオープンし、3月30日オープン予定の東京ミッドタウンも全貌を表している。今回はこれらを中心に、そして、昨年は異常に多くて入る気がしなかった表参道ヒルズ、そして上野界隈を回ってきた。
大分空港9:50集合。いつもの「やまじ」に車を預ける。10:50大分発→12:15羽田着、全日空194便、そのままバスに乗り継いで目的地、東京ビッグサイトジャパン建材展示会2007会場へ到着したのは13:15分だった。今年は昨年のような大渋滞に巻き込まれることなく、じっくりと見学できた。
東京国際展示場(東京ビッグサイト)(1995年、設計:佐藤総合計画)

14:40
2階のペデトリアンデッキから東ホールエントランス方面を目指し、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」に向かう。
広い通路には、空港のように動く歩道があり、左右には飲食店・コンビニ等が並んでいる。
東京国際展示場会議棟
14:50
お台場にはランドマークがいっぱいあるがこれもその一つ。


前回はこちらの方を廻る時間がなかったが、今年はちょっと余裕。ここでちょっと一服して、16:30の集合時間までの残された1時間50分間、ゆりかもめでフジテレビ方面を廻る。
フジテレビ本社ビル(1996年、設計:丹下健三・都市・建築設計研究所
15:05 まず目指したのはお台場のシンボル、フジテレビ。もう10年経つんやね。大学の友人が丹下事務所の一員として現場監理やっていた頃、「遊びに来た時興味有るなら現場見せてやっぞ。」と言っていたのを思い出す。結局タイミングあわず、見学したのは97年10月のことだった。



 1997年10月18日撮影
シンボルプロムナード公園(ウエストプロムナード 海の向かう広場)(1996年)
15:45
お台場海浜公園に面するここは、「踊る・・」ファンにはたまらない場所だろう。手前に見える自由の女神は海浜公園のシンボル?(パチンコ屋さんかカーショップみたい・・・)バックにレインボウブリッジと、さらに奥には東京タワーが見える。











パリ、シャンゼリゼ通りのコンコルド広場・凱旋門・新凱旋門(テッド・デファンス)の都市軸を意識しているのか、イメージがだぶってしまう。道路は直接つながっていないのだが、東京タワー(コンコルド広場のオベリスク)〜レインボーブリッジ(凱旋門)〜NTTテレコムビル(新凱旋門)と言う具合。と言う事は、ここが新都心?になるはずだった場所。。。と言う事でしょう。どうでも良いけど、こんな事を想像しながら歩いていた。
日本科学未来館(2001年、設計:久米設計・日建設計)
.帰り、ゆりかごめからの撮影。こちらが裏側になるのかな?反対側には湾曲した硝子貼りの吹抜アトリウムがある。丸い所はプラネタリウム?フジテレビは展望台ですが。韻を踏んでいるのかな?
東京国際展示場会議棟
16:15
行きと帰りの間の約2時間夕日を浴びて外壁の色が違っていたのが印象的だった。
一旦本日の宿泊先のチサンホテル浜松町まで戻り、ジャパン建材の一行とは別行動。夕食は大学の同僚との待ち合わせ場所、神宮前の「COPA TOKYO」へシュラスコ料理とボサノバを聴きに行った。時間もあったので浜松町(大門駅)からあえて東京メトロ都営大江戸線青山1丁目駅で降り、神宮公園の葉がない銀杏並木を散歩がてら抜けて行った。今夜はは何のイベントもなく静かな神宮であった。
日本スポーツの聖地〜夜の国立競技場
18:11
ここで高校サッカー選手権を始め、多くの日本代表の熱い戦いが繰り広げられたんだなーと想像しながら通り過ぎる。
パシフィックハウス内観?(1991年、設計:竹山聖+アモルフ)
18.28
とうに日は落ちていて、この辺は薄暗く、外観は撮影できなかった為、とりあえずこの不思議な吹抜空間を。まるでコンクリートの要塞の雰囲気。何なんだろう?
ここの地下2階にブラジル料理の「COPA TOKYO」が有り、食事をした。初めてブラジル料理のレストランでシェラスコ料理とやらを食べた。
現・東京ベルディー監督のラモス瑠偉氏もあとからやってきて、テレビと同じ調子でテーブルの中央で熱く語っていた。テーブルの後ろではボサノバの生演奏。とにかく賑やかなレストランである。
19:00からの食事はアルコールも入り、2〜3時間ほどゆっくりと過ごし、金曜日の割には客もそう多くなかったのだが、早めに店を出た。原宿駅まで歩いて向かい、友人とは渋谷で別れ、そのまま浜松町のホテルに戻った。
上へ戻る