Gallery2010(ギャラリー2010)
2010年の実績をビジュアルに抜粋したものです。 
トップ アイコンGallery年譜リストに戻る トップ アイコンいつものメニューヘ戻る
直線上に配置 
 有料老人ホーム「赤とんぼ三佐」
★お施主様には随分可愛がられ、施設に関しては全て信頼頂いての竣工です★ 
 
 「赤とんぼ三佐」予定通りの工程で、無事開業することが出来ました。10月12日に完成見学会を催しましたが、もはやその時点では予約満室と言うことでした。しかも、粗相がないよう、一気に入所させることなく、1ヶ月余りで徐々に順を追っての計画だそうです。このような施設の需要もさることながら、大きな宣伝をすることもなく計画通りに進めることが出来る、目に見えない努力は、オーナーの企画・営業力のたまものだと思います。今回、半年余りでこれだけのことをスムーズに進めることが出来たのも、オーナー家族の絆と、信頼関係のなせる技、そのものだと思っています。
ありがとうございます。
 国道197号線沿い、大野川ほとりで、有料老人ホーム『赤とんぼ』を経営しておられるお施主様ですが、本物件の完成に伴い、今後、全施設の実質運営も3人のお子様、3本の矢で力併せて頑張って行くとのことです(^_^)v。
本物件の設計・建設模様は、リアルタイムでBLOGで公開していました。http://avenir-sekkei.cocolog-nifty.com/data/2010/03/index.htm 
牧の家
★長期優良住宅・省令準耐火の家です。年末の引っ越しに何とか(^_^;)間に合いました(^_^)v★ 
 
 8月20日(大安)。この地区の氏神様である護国神社の神官さんを迎え、早めに地鎮祭だけは済ませました。住宅センターの確認申請通知が8月23日、長期優良住宅適合通知が9月6日。そして、大分市役所の長期優良住宅認定が9月10日そして、上棟は10月2日です。室内は板張りと珪藻土・塗装で、今回、ビニルクロスの使用はありません。屋根はガルバの緑錆、外壁はCGシミュレーションとはちょっと異なり、淡い煉瓦調に決定しました。本物件は子供が高校時代の美術の先生の家とあって、2階の南側に吹抜のアトリエと、北側に日本画を飾るギャラリーを配しています。
 12月18日土曜日、午前中のうちに竣工写真撮影、午後から少しずつ時間をずらしながら夕方まで、エコキュート・IH・食洗機・インターホン・分電盤・トイレ・エアコン・インターホン・玄関錠等、各メーカー及び納品業者の担当者に来て頂き、お施主様に、設備器具の取扱説明をして頂きました。これら一度で覚えるのも大変な事です。どうしても後日、こちらで再説明する場合が有るので、できるだけ一緒に聞くようにしています。引っ越しは予定通り、12月23日と26日済ませました。12月12日の竣工メンテナンスの時は、これと言った傷もなかったのですが、1階階段登り口、無垢の床に「あれ!?」と言う傷が入ってました。早々、修復工房さんにお願いして、お施主さんも納得。綺麗に傷を修復してくれました。住宅センターの完了検査は12月15日に済ませており、登記権利書も本日、27日に届きました。 
美容室『CONTINUE』
★地域一番店の美容室をキャッチフレーズに中島東シャガール中島1階に11月25日シークレットオープン★ 
 
 大分市中島「シャガール中島」12年前に当社で設計した共同住宅1階のテナント部分、約40坪の店舗スペースに小池原から新たに名を変えて移転してきました。美容師さん、皆さんそうですが、それなりのこだわりを持っておられて、大分で一番の店舗を目指すと言う意気込みは、設計・施工を依頼された私の方にも充分伝わってきました。限られた予算で出来るだけの事をしてあげたいと、ビルのオーナーも取り込んで、色々と協力して頂けました。中島マルショクさんの横に位置するこの場所も賑やかになり、20代後半のさわやかなイケメン?美容室オーナーも、ここを基点に、さらなる飛躍を願っています。美容器具等、設備も研究熱心のオーナーが、最新の機材を取り揃えています。是非、一度訪れてみて下さい。 
 
 今年一杯は新しい美容マシーンの導入練習及び戦略を兼ねて、グランドオープンは来年早々にするそうです。  
 杵築みやもと歯科トイレ改修
★4月4日竣工。これ歯医者さんのトイレ?と言うようなトイレをプロデュースしました★
 
  INAXのサティス(便器)が二つ。トイレのドアを開けると「こんにちは(^_^)」します。←便座蓋センサーが同時に働くという事です。右側が女性専用トイレで、左側が身障者対応トイレとなっています。今回、和風便器と小便器が並んだトイレを時代のニーズに迫られ、バリアフリーの洋風便器に取り替えると言う依頼を受けました。 当初は便器の取替だけの予定で進行していたのですが、バリアフリー化の為のドアの取替、床上げ等の必要性もあり、最終的には全面改装の提案となってしまいました。イメージテーマは明るいヨーロピアンモダンで、前回施工の「ケアルーム」ガラスデザインの延長線上としてとらえ、それにヨーロピアンテイストが加わったスタイルになっています。 床・壁は天然の大理石(マーブル)を使用し、清潔でお掃除し易いよう考慮ています。壁面はヴィトロ(カラーガラス)を選定し、子供用の鏡をハンドドライヤーの上部に、大人用の鏡を透明ガラス製の手洗いボールの上部にそれぞれ設置しました。今回、幅を広げた片引きハンガードア、ハート型の小さな明かり窓が、その丸い鏡に映っています。そして天井には、12星座を意識した「フレスコ画」を描きました。←印刷です(※フレスコ画とは、漆喰の上に直接描いた絵の事を言います。)。4方をモールディングで囲い、彫り込みとした天井部分には、間接照明が設置されて、その天井絵を優しく照らしています。 自分で設計し、デザインしておいてこう言うのもおかしいですが、今までに見た事がない独特の雰囲気、そして、それなりに高級感溢れるトイレに仕上がっているんじゃないかと思われます(^_^;)。ここで用を足す?人の感想を聞いてみたいですね。是非、宮本歯科に行ってみて下さい。コストは節約、想像ほど高くはないと思います。材料は輸入品・インターネットを駆使して探し、工事に関しても工程をじっくり検討し、手間食わぬよう事前検討しています。 
 
 法人名『ピュアハート』にちなんだハート型の明かり窓をあしらったトイレ出入り口ドアの左側には、7年前に新設した「ケアルーム」のガラスパーティションとLEDで細工を凝らしたガラス棚です。 
 
 宮本歯科さんは、13年前に現在地の歯科診療所兼住宅の設計に携わらせて頂きました。今回外壁コンクリート打ち放し部分とヴォールト屋根がかなり汚れていたので、タイル部分の高圧洗浄と併せて、コンクリート保護塗料の提案もさせて頂き、新築時の美しさが蘇りました。 
塚原高原ホテル『無相荘』
★レストラン・土産店からの用途変更そして客室のメゾネット提案による増築★ 
 
 レストラン・土産物店から宿泊施設への改装工事です。建築基準法的には特殊建築物の『用途変更』なります。計画開始が2009年2月からで、確認通知が2010年1月。完了検査が8月。そして9月に消防検査・温泉利用許可・営業許可と、長丁場の仕事になりました。既設建物を合法的に『増築』するのは、説明するのも難解な法的規制がかかり、今回、広い既設の室内空間を利用して一部メゾネット(2階建て)に仕立てたことにより、さらに大変な作業手間がかかりました。工夫を凝らして構造計算・補強を加えていますが、外観的には大きな変化がありません。現行法での鉄骨・鉄筋コンクリート造の増築は、結構困難を極めます(^_^;)。 
 
 内部客室空間は高い天井空間を利用して、メゾネットスウィートが全5室という、贅沢な造りになっています。屋外に続く広々としたウッドデッキスペースに裏由布岳を望む展望露天風呂(室内にもお風呂はあります。) を配したレイアウトは、最近人気(流行)のリゾートホテル形式に仕立てています。 
 
 
ちなみに、10年ほど前、ここがレストラン『オラシオン』&『マルクシャガール美術館塚原』(2001年に湯布院金鱗湖畔にに一本化)だったのを覚えている方いますか?そのときも携わったのですが、不思議なことに、再びこのような大改造に携わるとは思ってもいませんでした。ホテル改装直前2008年のレストラン&土産物屋『風の駅舎』改装&増築の確認許可まで含めると、3度目となります・・・(^_^;)。
 今回、ここまで費用をかけて事業転換設備投資するにあたって、息の長い施設利用されることを、心から祈っています(^_^)v。
 
 トップ アイコン先頭に戻る