Beijing~中国北京社員研修
「5つの世界遺産 4日間の旅」前編
2010/6/18~21
reported by Tadashii ito
初日(2010年6月18日)金曜日~
二日日(6月19日)土曜日
後編
メインページに戻る 
 旅行積み立ても溜まってるから、社員研修に行こう。突然言い出したのが、5月の末。上海万博も開催中と合って、当然そちら方面と、思ったのですが、何故か北京。暑い人混みを嫌っての結果でした。パスポート切れてないかなぁ。そう、中国入国には1年の有効期限残ってなければならないのです。ぎりぎりで間に合ったけど、一人該当者が居ました(笑)。阪急交通社で、33,400円のパック、週末発で、しかも全行程食事・観光付き。燃料サーチャージと空港施設利用税約8,000円は別途ですが、ホテルは☆☆☆☆、正直言って、東京・沖縄に行くより安いし、上海と比べ(寒くない時期の)北京は高いというイメージでした。勿論、海外旅行保険と博多までの交通費は別途です。
13:38
 福岡国際空港には、出発の2時間前に到着。
 15:00発の中国東方航空とやら。大連経由で、夕方には着く予定。と、思いきや、大連が霧のため、離着陸不能との事。しかし、何とか予定時刻の3時間遅れで搭乗できました。by ito
19:51(以降中国時間)
 大連空港のパンダが気になって、記念撮影。うちの西村は、「可愛くない!」との事。そうかなぁ。垂れパンダで愛嬌があると思うけど?by ito
20:45
 飛行時間は2時間足らずでしたが、ベーグルサンドの機内食が出ました。CAは、日本人が一人。機内はもはや、中国です。by ito
21:39
 北京に到着。日本時間でも10時過ぎです。中国時間で、1時間遅れの9時過ぎです。夕食にはありつけそうにありません。おなか減った。何か食い物にありつけるかなぁと心配しつつ、飛行機から降り立ちました。by ito
22:18
 北京空港にドームのような建物が?美しい曲線のガラス屋根です。人影もほとんど無く、うっすらとしたこの場所で、観光バスが来るのを待ちました。団体客は我々を含め、約、20名程です。by ito
22:30
 残された今日の日程はバスに乗って、ホテルに向かうだけです。案の定、夕食は抜きのようですが、この時間では仕方有りません。観光ガイドは三国志の劉備の劉さん。明日からの観光も彼任せです。
 夕食はホテルのコンビニ?で、カップラーメンと缶ビールを購入し部屋食です。腹が減っていた事もあり、なかなかうまかた。かな?
 ホテルに到着するまでの景色も、ライトアップされたビルの夜景がそれなりに綺麗でした。興味津々に眺めてました。by ito
6:23
 2日目の朝です。
 客室はダクト式のエアコンが効かず、安眠できなかった。昨日からの疲れも抜けていません。
 しかし、朝6時からの朝食バイキングには、それらの事も全て忘れて、腹ごなし。中国ならではの点心・お粥が旨い。桃ジュースもおかわりでした。朝あら中華料理?当たり前、ここは中国です。by ito
6:54
 朝の散歩。やっとで中国らしい景色に出会いました。朝から、しかも7時前というこんなに早い時間から、お粥の店、揚げパンの店、ポップコーンの露店が立ち並んでいます。20元(300円)で、袋一杯のポップコーンを買い、車中持って廻りました。平日朝のラッシュ時は、恐らくここから北京中心部までは1時間はかかる事でしょう。今日は土曜日だから、まだ車・人通りも少ないのかも?by ito
7:00
 宿泊先のスプリングホテル(北京斯博瑞飯店)は☆☆☆☆ながら、北京のかなり郊外に有ります。周囲には観光地、歓楽街らしきスポットも無い。静かな?寂しいところです。住宅地の中と言った方が良いのかな?ホテルの横には高層アパートが建ち並んでいて、1階はほとんど、店舗になっています。ここら辺は足つぼマッサージの看板がやたら多く、観光地でもないので、中国人はマッサージ好きなのかな?と、思いました。by ito
8:18
 西太后が贅を尽くした皇室庭園の頤和園(イワエン・イーホーユアン)は、清朝の乾隆帝が造営した面積290万m²もの大庭園。1860年英仏連合軍により破壊され西太后が復興したそうです。
 今回ここが、最初の観光地で、最初の世界遺産見学となります。何だか宮崎の青島のような?江ノ島のような?
人工島にも渡ってみました。橋は十七孔橋(17カ所の穴・アーチがある。)、島は南湖島(混明湖の南側にある。)と言うそうです。なるほど。
 とにかく広い公園で、湖畔を巡り、散歩したいという気持ちも山々ではありますが、強行観光で時間もなく、到底1日でも回りきれない広大さです。by ito
8:21
 湖の向こう側には湖を見渡すようにシンボリックなお寺がそびえています。
 この万寿山(人工山)を背に昆明湖(人工湖)が水をたたえ、八角形の塔「佛香閣」を中心に華麗な楼閣が建ち並びます。この湖で西太后が舟遊びを楽しんだという逸話も残っているそうです。by ito
8:23
 遊船?渡し船?中国のお寺さんの様な佇まいの屋形船が、往来しています。by ito
8:24
 十七孔橋のふもとでは、この八角形の大きなあずま屋(廓如亭)が有り、土曜日という事も相まって、早朝からここで人々が佇んでいます。by ito
8:29
 十七孔橋を渡り、南湖島に行きました。ここの門(中国の伝統的な門型式で、牌樓パイロウと言います。日本の神社で言う鳥居みたいな物でしょうか?)は「凌宵」(宵をしのぐ)と書かれています。勝手な想像ですが、南湖島は、西太后も、そのような使用目的で造られたのでしょうか?by ito
8:33
 迷彩柄の樹皮がとても気になりました。龍の像を祀る龍王廟入り口門の所に数本、茂っています。九州ではあまり見ないような?趣です。by ito
8:38
 龍王廟の横からの眺めです。何だか、お墓みたい。屋根は反りが入っていて、棟瓦を省いた、柔らかな造りです。by ito
8:39
 南湖北側にある涵虚堂(カンコドウ)は、おみやげ屋さんになっています。by ito
8:49
 ここから降りたところは船着き場?になっており、混迷湖から万寿山を望むナイススポットです。
 我々もここで初めて、3人で写真に収まりました。by ito
9:17
 2008年北京オリンピックの選手村エリアに建てられた頂部が旗のような形をした高級ホテル(北京パングーセブンスターホテル・北京盤古七星酒店)です。北京国家体育場「鳥の巣」を眼下に見下ろす立地です。今回このホテルだったら最高だったけど・・・by ito
9:19
 2008年北京オリンピックメイン会場「鳥の巣」9万人以上収容出来るスタジアムは、今や北京の観光地となっています。
 今回は格安のパッケージでしたので、近くには立ち寄れませんでしたが、スケール感だけは味わえました。スケジュールでは車窓見学と言うことでしたが、劉さんの計らいで、一時下車させてくれました。
 いつかここで大分トリニータが遠征する時が有るのかななぁ(^_^;)なんて、あり得ないですが、せめて、日本代表でも見てみたいと思いました。所です。by ito
9:20
 設計は東京・青山のプラダビルも設計した、スイスの建築家、ヘルツォーク&ド・ムーロンで、北京オリンピック開催の2008年竣工です。とにかく「何これ!」と言うくらい、ものすごい発想の持ち主で、驚かされています。2年前、その設計の様子を映画化されてたのですが、見過ごしてしまいました。今はひたすらDVDの発売決定を待っています。by ito
9:55
翡翠の店に立ち寄りました。中華民族園(写真)の近くです。樹木が建物と絡み合い、面白いファサードに驚かされました。ここもオリンピック公園エリアの中で、この民族園路には、他にも中華民族豊かな建物が建ち並んでます。時間があれば立ち入りたかった所です。by ito
11:06
 明の十三陵〈定陵〉~明代13人の皇帝が眠る陵墓群で今回2番目の世界遺産見学となります。
 木陰の休憩場に有った、象さんのベンチが可愛かったので、写真を撮りました。by ito
11:07
 お墓入り口近くの境内?には、龍の形をした水抜き口が並んでいます。by ito


11:10
 元々は、入口がなかったそうです。ここから上って、発掘後に人工的に造った入口に向かいます。
11:34
 地下のお墓(地下宮殿)の中は、撮影禁止です。柩の周りには、お賽銭?なる中国の紙幣が一杯投げ込まれていました。ここはお墓から出たところの通りになります。by ito
12:40
 七宝焼きの工場と売店を覗いた後、昼食は広東式飲茶料理です。ここの休憩所は、万里の頂上を訪れる多くの方が立ち寄ると言うことです。昨日の到着が遅かった為、夕食予定の四川料理は食べられませんでした。ビールを注文しましたが、北京でメインの青島ビールは、発泡酒のように軽く酔うほどもないアルコール量のようです。by ito
13:16
 食事も終わり、いよいよ万里の長城へ出発です。北京観光は、約20人で、このバスでの移動です。by ito
13:56
 そして楽しみにしていた万里の長城〈八達嶺〉へ到着です。天気も良く最高の日になりそうです。これが今回、3番目の世界遺産見学地となります。北側(右側)の長城を「女坂」、南側(左側)を「男坂」と呼ばれているそうで、「男坂」の方が、段差が多くきついそうです。今回は「女坂」を選択しました。by ito
14:24
 この石段のへこみがとても気になりました。今まで多くの人が上り、すり減ったんんじゃないだろうか?とか、いろいろ想像してしまいますが、そうであれば、他の石も?わざとかなぁ?思っている人は他にも一杯いるはずです(^_^)。by ito
14:37
 まだまだ上の方まで続いていますが、時間の都合?で、ここで引き返しました。阿部、西村の姿はとっくに無く、先に行っているようです。ペースが遅い伊藤は、とうに、取り残されています。結構きつい、急な坂道です。ここで10分ほど、夏の日差しを浴びながら、景色を堪能しました。by ito
14:50
 坂道の様子です。私だけでなく、結構みんな「ふうふう」言って、立ち止まってました。大分銀行ドーム東側の長い階段のように、規則的な階段ではなく、段差も不規則だから余計、大変です。老若男女、みんな頑張ってます。by ito
14:51、14:55
 帰り路に記念撮影。若い女性スタッフの西村が一番パワーが残っているようでした。
 この時期、こんなに空が青いのは、北京では珍しいそうです。運が良いね。by ito
16:54
 万里の長城の帰り、中国シルクの店に立ち寄り。時間勿体ないけど、パッケージツアーだから、これは仕方無しです。

18:03
 再び市街・繁華街に到着。天壇公園?故宮周辺の公園?近くのようです。夕食は家常料理です。by ito
19:57
 7時半からオプションで京劇鑑賞、北京オペラと言うそうで、アメリカ人観光客も一杯居ました。伊藤は半分以上寝てしまいましたが、単純なストーリーは英語の字幕を読み取りながらで、阿部・西村の2人は、楽しめたようです。by ito
24:18
 夜の客室風景。2010南アフリカ・ワールドカップサッカーの日本vsオランダ戦の結果他、実況中継録画を放送しています。試合の終盤はホテルのロビーで観る事が出来ました。ここでは中国の人達も、興味もって、日本を応援してくれたように思います!(一部の親日の人だけ?)。「日本は強いね!頑張ってるね!」って。by ito



後編(Next)
上へ戻る